働きながら転職活動をするとき、「仕事と面接をどう両立すればよいのだろう」と不安に感じる人は多いと思います。
私もSIerのインフラエンジニアとして働きながら転職活動を行いました。活動期間は約1か月半。約40社に応募し、そのうち10社ほどの面接を受け、最終的に2社から内定をいただきました。
面接が重なった時期には、週4回ほど面接を受けることもありました。想像していた以上に忙しかったものの、準備する内容を整理したことで乗り切ることができました。
この記事では、働きながら転職活動を進めた実際のスケジュールと、負担を減らすために行ったことを紹介します。
私の転職活動の概要
- 転職前の職種:SIerのインフラエンジニア
- インフラ経験:約7年
- 転職活動期間:約1か月半
- 応募数:約40社
- 面接に進んだ会社:約10社
- 内定数:2社
- 面接が多い週:週4回ほど
- 転職後:社内SEのクラウドエンジニア
- 年収:500万円台から650万円台へアップ
短期間で多くの会社に応募したため、転職活動の後半は複数社の選考が同時に進んでいました。転職活動全体の流れは、インフラエンジニアからクラウドエンジニアへ転職するロードマップでも紹介しています。
求人探しと応募は休日・平日の業務後に行った
求人を探したり応募したりする作業は、主に休日と平日の業務終了後に行いました。
平日は本業があるため、転職活動に使える時間は限られます。仕事が終わってから求人を確認し、気になる会社があれば応募するという進め方でした。休日には、平日よりも時間を取って求人を比較したり、応募先について調べたりしました。
一度にすべてを完璧に進めようとすると負担が大きくなります。「求人を探す日」「面接の準備をする日」のように、作業をある程度分けたほうが進めやすいと感じました。
面接は中抜けを利用して対応した
在職中だったため、面接には仕事の中抜けを利用して参加しました。
オンライン面接が多く、移動時間がかからなかった点は助かりました。ただし、面接の前後に仕事の予定が入ることもあるため、時間には余裕を持たせる必要があります。
面接直前まで仕事をしていると、気持ちを切り替えられないまま面接が始まってしまいます。可能であれば、開始前に少し時間を確保して、自己紹介や志望理由を確認しておくと安心です。
最も大変だったのは複数社の面接が重なった時期
転職活動で最も忙しかったのは、複数社の面接が同時に進んだ時期です。多い週には週4回ほど面接が入りました。通常の仕事をしながら、それぞれの会社について調べ、志望理由や質問への回答を準備する必要があります。
会社ごとに事業内容や求める人物像が異なるため、すべての回答を一から考えていると準備に時間がかかります。一方で、同じ回答をそのまま使い回すと、その会社を志望する理由が伝わりにくくなります。
そこで私は、自分の企業選びの軸を先に整理しました。
- ワークライフバランス
- 自分が希望するクラウド案件に携われるか
- マネジメント以外のキャリアも選べるか
- 社員や配属先の雰囲気
- 年収や働き方
この軸を基準にすると、会社ごとの志望理由も考えやすくなりました。
ChatGPTと企業選びの軸を確認しながら準備した
面接準備の負担を減らすため、私はChatGPTも活用しました。特に役立ったのは、自分の企業選びの軸と応募先の特徴が合っているかを整理する作業です。
自分一人で考えていると、志望理由の内容がまとまらなかったり、同じことを何度も考え直したりします。ChatGPTに自分の希望条件や応募先の特徴を伝え、考えを整理しながら進めることで、準備時間を短縮できました。
ただし、作成された文章をそのまま覚えるのではなく、自分が実際に感じたことや経験したことに直すようにしていました。面接では追加質問をされるため、自分の言葉で説明できる内容にしておくことが大切です。
面接用のカンペも準備した
面接前には、次の内容をまとめたカンペを用意しました。
- 経歴
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望理由
- 自己PR
- 将来のキャリアビジョン
- 企業選びの軸
すべての回答を丸暗記するのではなく、話したい要点を確認するために使いました。複数社の面接が続くと、どの会社で何を話す予定だったのか分からなくなることがあります。
基本となるカンペを作り、志望理由など会社ごとに異なる部分だけを変更すると準備しやすくなります。実際に準備した項目は、転職面接用カンペの作り方にまとめています。
短期間で転職活動を進めて感じた注意点
1か月半で転職活動を進められた一方、面接が集中すると本業との両立はかなり忙しくなります。特に注意したいのは、応募数を増やしすぎることです。
選考が進むタイミングは会社によって異なるため、最初は余裕があっても、後から複数社の面接が同じ週に集中することがあります。応募するだけではなく、面接に進んだ場合に準備時間を確保できるかも考えておく必要があります。
また、仕事の中抜けを利用する場合は、面接前後の予定にも余裕を持たせたほうが安心です。
転職エージェントの日程調整も助けになった
私はdodaとリクルートエージェントを利用し、現在の会社にはdoda経由で転職しました。
dodaには求人紹介だけでなく、書類添削、模擬面接、面接日程の調整、条件交渉まで対応してもらいました。働きながら複数社と直接日程を調整するのは負担になります。エージェントが間に入ってくれたことで、面接準備に使える時間を確保しやすくなりました。
転職が初めてで、応募や面接の進め方を一つずつ教えてほしい人には、担当者の支援を受けながら進める方法が向いていると思います。2社を利用した感想は、dodaとリクルートエージェントを実際に使った感想で紹介しています。
まとめ
私は働きながら約1か月半転職活動を行い、約40社への応募、約10社との面接を経て、2社から内定をいただきました。最も忙しかったのは、週4回ほど面接が入った時期です。
負担を減らすために役立ったのは、次の方法でした。
- 求人探しと応募は休日・平日の業務後に行う
- 面接には中抜けを利用する
- 企業選びの軸を先に整理する
- ChatGPTを使って志望理由や考えを整理する
- 基本となる面接用カンペを作る
- 日程調整や面接対策は転職エージェントにも頼る
短期間で進める場合でも、すべてを一人で抱える必要はありません。自分で考える部分と、ツールやエージェントに任せる部分を分けることで、働きながらでも転職活動を進めやすくなります。
短期間の転職活動で、AWS・OCI・クラウド移行の経験をどのように整理して伝えたかは、クラウドエンジニア転職で評価された経験で詳しく紹介しています。

