インフラエンジニアからクラウドエンジニアへの転職活動では、オンライン面接用の「カンペ」を作りました。
カンペといっても、回答を一字一句読み上げるための台本ではありません。伝えたい内容を整理し、緊張しても話の軸を見失わないためのメモです。この記事では、私が実際に準備した7項目と使い方を紹介します。
※本記事は個人の転職体験です。面接で評価される内容は、企業や職種によって異なります。
転職面接でカンペを作った理由
私はインフラエンジニアとして7年間働いた後、クラウドエンジニアへ転職しました。経験年数が長くなるほど説明できる案件が増える一方で、面接中に要点を短くまとめるのが難しくなります。
そこで、よく質問される内容を事前に整理しました。準備しておくと回答の重複や矛盾を減らせて、面接前の不安も和らぎました。
カンペに書いた7項目
1. 経歴
勤務先の説明を長くするのではなく、担当したプロジェクト、役割、技術、成果を時系列で整理しました。各案件は「何を担当し、どう工夫し、何を身につけたか」を短く話せる形にします。
2. 自己紹介
自己紹介は1分程度を想定し、経験年数、得意分野、直近の担当業務、転職で実現したいことをまとめました。職務経歴をすべて話すのではなく、応募先に関係する経験を優先します。
3. 転職理由
私の場合は、評価制度や給与への不満、残業時間の波、担当領域が細分化されていたことがきっかけでした。ただし、不満だけで終わらせず、「AWSを含むインフラ領域を幅広く経験したい」という今後の希望までつなげました。
4. 志望理由
求人票や企業サイトを確認し、その会社の業務内容と自分の経験・希望がどこで重なるかを整理しました。どの会社にも当てはまる文章にならないよう、応募先ごとに書き換えます。
5. 自己PR
強みだけでなく、それを裏付ける具体的な経験をセットにしました。「調整力があります」で終わらず、関係者とどのように進め、どんな結果につながったかまで準備します。
6. 将来のビジョン
今後身につけたい技術と、数年後に担当したい仕事を整理しました。私の場合は、AWSのさまざまなサービスやインフラ領域に触れ、対応できる範囲を広げることを軸にしました。
7. 企業選びの軸
給与、働き方、業務内容、担当できる技術領域など、転職先に求める条件を整理しました。すべてを同じ優先度にせず、「譲れない条件」と「相談できる条件」に分けると判断しやすくなります。
そのまま使えるカンペのひな型
- 経歴:担当業務/役割/使用技術/成果
- 自己紹介:経験年数/得意分野/直近の仕事/今後の希望
- 転職理由:現状の課題/改善のためにしたこと/転職で実現したいこと
- 志望理由:応募先の特徴/自分との接点/入社後に貢献したいこと
- 自己PR:強み/具体例/結果
- 将来のビジョン:身につけたいスキル/担当したい仕事
- 企業選びの軸:優先順位/譲れない条件/相談できる条件
オンライン面接での置き方と使い方
カンペは画面の近くに置き、視線が大きく外れないようにします。文章ではなく、見出しとキーワードだけにするのがポイントです。
長い文章を読むと視線や話し方が不自然になりやすいため、カンペを見なくても話せる状態まで一度声に出して練習しました。本番では、回答が飛んだときに要点を確認する程度に使います。
複数クラウドや移行経験を面接でどのように伝えたかは、クラウドエンジニア転職で評価された経験にまとめています。
カンペ以外に確認したいこと
私は最初、部屋の暗さに対応できず、画面上の顔が暗い印象になってしまいました。面接内容だけでなく、照明、カメラの高さ、背景、マイクも事前に確認することをおすすめします。
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まとめ
転職面接用のカンペは、台本ではなく回答の軸を整えるための道具です。7項目を事前に整理し、応募先に合わせて更新すると、落ち着いて一貫した回答をしやすくなります。
私がインフラエンジニアからクラウドエンジニアへ転職した理由と、転職後の変化は、こちらの転職体験記事で紹介しています。

